就労移行と転職エージェントで迷ってて分からない。すごく焦ってる。
自力で就活しようか就労移行にするか分からない。
就労移行支援に向かない人の特徴が知りたい。
こんな疑問を解決します。
この記事にたどりついた「あなた」は頭のなかに色々な情報がバラバラになっっていて困っている状態だと思います。
「迷ったり、分からない」という時は特にそうだといえます。
情報収集する場合は何が真実なのか知りたいですよね。
この記事では、就労移行支援に向いていいない人の独特な考え方や捉え方を解決していきますのでモヤモヤしている場合は、頭の中が整理できますので最後までご覧になっていただければ楽になるはずです。
私は元就労支援施設施設で所長をしていた職員です。
信頼性についてはプロフィールをご覧になって下さい。
一番困るのは「決められないこと」だと思います。
Google検索をしていくと、関連のない情報まで出てきて欲しいものにたどり着けないというのもあります。
この記事では就労移行支援に向いていない人の考え方についてまとめましたので、元職員の立場から暴露をさせて頂きます。
一方的に解説するわけではなく、最後に2つの解決策を掲示しましたので最後までお読みいただけると嬉しいです。
それでは、始めていきましょう。
※ 動画もありますのでご視聴下さいませ
暴露します。就労移行支援向いてない人はこういう考えの方
就労移行支援に向いていない人には典型的な特徴がありますので、そこから解説をしていきたいと思います。
就労移行支援に向いていない人の特徴⑦選
7つあります。
①就職先を紹介してもらえると考えている
就労移行支援というサービスの意味がわかっていない場合の考え方です。
就職先を紹介する役割もありますが「あなた」自身がどんな人物なのか説明できるまで自分を知ることができたり、目指している進路に向けての訓練をする場所です。
就職したあとも支援が続く役割があります。
職場だけを斡旋して紹介する役割と勘違いされる方は向いていないです。
そういう方は転職エージェントの方がニーズにあいます。
②転職して年収アップ目的(※例外あり))
就労移行支援は一定の就労実績があることで2回、3回と利用することは自治体の判断によって可能なサービスです。
自分を人に説明できるように理解を深める学習がメインですから、転職・年収アップ目的の場合は①と同じような考え方となります。
しかし、例外はあります。
例えば10ヶ月で卒業して就労を達成し、職場で1年ほど勤務を続けることができ、その後転職目的で再訓練したいというニーズの場合は利用が認められるケースがほとんどです。
③自分のことが第三者から見ても正確に捉えることができている
自分の理解が深まっており、正確に相手に説明をできる力がある場合は「転職エージェント」を活用した方が早く復職することができます。
しかし、目指している仕事に対応するために高度なPCスキルや手先の能力が必要な場合は利用する価値がありますので、一概に向いていない人といは言い難い部分もあります。
④急いで就職したい人
「あと1ヶ月で就職しないといけないんです」
こんなニーズの方には向いていません。
なぜなら自分を相手に伝えるための学習をしたり、スキルを磨くための訓練をするところだからです。
1ヶ月で就職を目指したい場合は転職エージェントの活用をおすすめします。
⑤就労に向けた学習意欲がない人
就労移行支援は自分のことを捉えて、相手に説明ができるように学習をする意味があります。これを「自己理解」と言います。
講義プログラムや実務を通した内容が前提になって来ますので「学習する」「学びたい」「勉強したい」という意欲がないと向いていないサービスです。
⑥通所するための最低限の費用がない人
就労移行支援は8から9割の方が無料で利用されているサービスですが、一部の方は利用料が発生します。
利用料についてはこちらの記事を参考にされて下さい。
交通費の支給や昼食助成などを行っている事業所もあったり、お住まいの自治体が独自で交通費の補助を行っていたりしますので、いくらか恩恵を受けることはできるます。
しかし、家賃を払ったり、食費が捻出できないような生活環境の方である場合は利用が難しくなるのが現状です。
最低限の生活が成立している必要性があります。生活保護世帯、低所得世帯の場合は利用料が無料となります。
⑦人と関わったりルールに添えない人
事業所に所属することで様々な人と関わりをもちます。
就労移行支援事業所は「職場」を想定しているところが多いです。
他の利用者さんと協力したり、事業所独自にルールが設定されているところもあります。
そういった決め事に添えない人には向かないサービスとなります。
就労移行支援辞めた理由
就労移行支援を辞めた理由の一例をご紹介します。
例)
- 支援の質が低い
- 他の利用者と過ごせない
- 学習意欲が低い
- 事業所環境が合わなかった
などの理由が当てはまる思います。
Q&A:就労移行支援はアルバイトができないのか?
結論:できません。
お金がないためアルバイトをしながら通いたいというニーズもあることは事実です。
アルバイトができること自体が就労する能力があるとみなされるというのが理由となります。
より詳しい理由が知りたい方は「就労移行支援はアルバイト禁止」についてまとめた記事をご覧になって下さい。
就労移行支援でバイトはバレないのか?
結論:バレます
多くの方から疑問をちょうだいしていますが、最終的にもはバレますので辞めた方が賢明です。
こちらの動画でも話をしていますので記載していますので参考にどうぞ。
就労移行支援を辞める手続きは?
就労移行支援が向いていない人に当てはまると「辞めたいな」という気持ちも沸くかと思いますが、辞める際も手順があります。
難しいことはなく、自分から就労移行支援事業所の所長さんに「辞めたい」と意思表示をすれば問題ありません。
詳しいやりとりについては、解説した記事がありますので、こちらを参考にされて下さい。
就労移行支援を辞めさせてくれない場合は?
「辞めたい」という意志表示をすることで少なからず遺留するように説得されますが、それでも辞めたいという気持ちを伝えても辞めさせてくれない場合は「あなた」のお住まいの自治体(福祉課)に駆け込めば問題ありません。
第三者が就労移行支援事業所と「あなた」の間に入って話をまとめてくれる
自治体に相談する前に「あなた」と就労移行支援事業所で話がこじれてしまった場合は
苦情を受け付ける窓口(第三者委員会)というものがあります。
「おすまいの地域 就労移行 苦情」で検索をかけると電話窓口がヒットしますのでそこに電話相談をすれば良いです。
例えば、横浜市の場合は「かながわ福祉サービス運営適正化委員会 – 横浜市」というところが苦情の窓口となっています。
就労移行支援はレベルが低いのか?
就労移行支援に向いていない人からすると「レベルが低い」かといえばそうではありません。
就労移行のレベルが低いと思ってしまうことにはそれなりの理由があります。
例えば、
など、利用者さんが必要としていることを提供できない支援をするため「就労移行支援はこんなものなんだ…」と思ってしまう傾向となります。
まとめ【職員による真実の回答】暴露します。就労移行支援向いてない人はこういう考えの方
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
就労移行支援は福祉サービスとなっておりますので、向き不向きはありますので気にする必要性は全くありません。
私も体力があるわけではありませんので「ガテン系の仕事ができるか?」といえばできません。
そんな感覚で捉えていただければ幸いです。
その時のニーズによって向き不向きがあるというわけです。
極端な例ですが、時間がない状態で出発する電車の時間が知りたいのに、割引の案内をされると「イラッ」としませんか?
自分が必要なニーズとずれていることを案内されるとこんな感情になります。
ここまでお読みになって、少し就労移行支援が違うと感じたら以下の記事を参考にすると答えが出るはずです。
私の想いとしては、記事を最後まで読んだ方が何かを得てもらいたいという気持ちがあります。
それがこのメディアの理念にもなっています。
harutoさん、そんなこと言われても困っちゃうよ。
何がなんだかわからないわ。
私から2つ提案をしますので、このどちらかに決めてみましょう。
大切なことは「自己決定」だと考えています。
自分で判断し、自分の意思で決めることは大きな意味合いがあります。
困っている人は何を選択すればいいか頭のなかがでグルグルしてしまう状態になります。
私はそんな状態を少しでも楽にしてあげることが「支援」だと思っています。
ですので、次の2つから決めましょう。
①転職エージェントについて調べて登録をしてみる
就労移行支援事業所が違うと思ったら順番的には転職エージェントです。
自分ができそうな仕事案件がすぐ案内されますし、すぐに働くことができますので就職活動を急がなければいけないというニーズにはピッタリです。
こちらの記事の転職エージェントは私の利用者さんが実際に登録していたものなので、自信を持っておすすめできます。
全部登録してみて得たい情報だけ得るのも方法です。
②もう一度、福祉サービスの意義、就労移行支援の意義について考えてみる
「就労移行支援」や「福祉の意味」ついて確認するとよりモヤモヤが晴れます。
就労移行支援、転職エージェント、情報収集と総合的な案内をしていますので、迷っている場合はこちらで解決できますので、参考にされて下さい。
コメント