就労移行支援に通いたいけどお金がない
お金がない人は使えないサービスなの?
バイトしながらお小遣いを稼いで使うのはだめのなの?
こんな疑問を解決します。
お金がなかったり、金欠で利用できないという悩みは非常に多くの方から聞かれます。
通所することが現実になっていくと「交通費」が一番の問題になっていくと思います。
生活費から交通費が捻出できなくて利用を諦めたケースも多くみてきています。
しかし、安心して下さい。
やることをしっかりやれば金欠でも通所することは可能ですので、その方法をこの記事で
解説します。
就労移行支援事業所で勤務経験がある私がQ&A形式でお答えしていくので、見やすくなっています。
一緒に疑問を解決していきましょう。
最後まで記事を読むことで、金欠防止をしつつ、お金がなくても通所できる方法について知れますのでご覧になって下さい。
私のことについてはこちらの「プロフィール」からどうぞ。
金欠を防止ためには「支出」をしっかり書き出してみるということです。
意外にお金が捻出できたというケースもありますので客観的にみていくことを大切にしていきましょう。
意外にお金が出ていっている行動もあると思いますので、自分の行動を振り返りながら確認をしていくことをおすすめします。
就労移行支援事業所の利用料から解説をしていきますので、参考にしながらお金がないという悩みを解決していきましょう。
※ 動画もありますのでご視聴下さいませ。
- 就労移行支援はお金がないと通えないのか?金欠はこうやって防止!
- Q&A:就労移行支援はお金かかるのか?
- Q&A:就労移行支援の利用料は?
- Q&A:就労移行支援は働きながら利用ができるのか?
- Q&A:就労移行支援に通うと給料は貰えるの?
- Q&A:就労移行支援は生活保護でも通えるのか
- Q&A:就労移行支援に通うと失業保険は延長されるの?
- Q&A:傷病手当てと雇用保険は両方貰えるか?
- Q&A:就労移行支援でアルバイトはバレないのか?
- こんな場合はどうすればいいの?ケース別で考えるてみる
- お金がなくて就労移行に通えない場合は助成が充実している事業所を選択すべき
- まとめ【納得】就労移行支援はお金がないと通えないのか?金欠はこうやって防止!
就労移行支援はお金がないと通えないのか?金欠はこうやって防止!
以下の流れで解説していきます。
就労移行支援の通所にお金が課題となっている人はこのコンテンツで解決できるようにQ&A形式で答えてみました。
Q&A:就労移行支援はお金かかるのか?
結論:条件によって変わります。
8~9割近くの方は無料で利用されていますが、
利用料が発生する人には理由があります。
課税されていると利用料が発生する
分かりやすいのが、現時点で「住民税を払っている場合」は課税しているため利用料が発生してします。
利用料はこちらの記事で完全に解説をしていますので参考にされて下さい。
Q&A:就労移行支援の利用料は?
結論:
1回あたりの通所費用は諸々含めて約1000円ぐらいだと思っていただくとわかりやすいです。
しかし、利用料は上限額が9300円と決まっていますのでそれ以上は絶対に請求されません。
自費で負担するケースもあるため見学して確認すること
しかし、事業所によっては実費で「ユニフォーム」や「教材」など独自の利用料を定めているところもありますので、必ず見学を通して確認することが大切です。
見学についてはこちらの記事をどうぞ。まずは大手就労移行支援事業所の見学をおすすめします。
丁寧に説明してくれますので行きやすいです。
Q&A:就労移行支援は働きながら利用ができるのか?
結論:基本はできませんが、細かくは自治体の判断によってしまう
基本はできないが、できたとしても「面談がメイン」だと思われます
就労移行支援は就職するためのサービスですので働きながらの利用許可はほぼないと思われます。
最終判断はお住まいの自治体になりますが、基本的に働いている人が移行支援事業所の利用許可を得た事例は、私のなかにはありません。
できたとしても面談メインだと推測します。
就労移行支援を利用して就職した人が、通所をしながら働くケースは自治体によって委ねられており、厚生労働省も現状の課題として通知を出している通り可能となっています。
Q&A:就労移行支援に通うと給料は貰えるの?
結論:基本的にはもらえません。
「施設外就労」といい、施設外の仕事を事業所で請け負っている場合であれば、仕事をすることで「工賃」としてお小遣い程度は得られます。
しかし、休んだりしないよう責任が求められます。
Q&A:就労移行支援は生活保護でも通えるのか
結論:問題なく通えます。
低所得・生活保護世帯はお金がなくても利用料はかからず、後者は交通費も融通効く可能性あり
交通費が捻出できない場合は自治体や事業所の助成をたずねてみましょう。
生活保護世帯の場合は生活保護費が多めに支給されますので、活用することで問題なく通所は可能といえます。
低所得世帯のように微妙なラインの家庭はどこかで線引をする必要があると思います。
思い切って車を手放したり、住まいを変えるなど方向転換が必要だと言えます。
また、通所するために単発のバイトで資金をためてから利用するなどの方法も必要です。
生活の基盤ができている人が利用できるサービスになっているのも、福祉的課題といえます。
Q&A:就労移行支援に通うと失業保険は延長されるの?
結論:医師の診断書があれば延長可能です。
詳しくはこちらのリンクを参考に。
参考文献:北海道ハローワーク
Q&A:傷病手当てと雇用保険は両方貰えるか?
結論:一度に両方もらうことはできません。
傷病手当の支給が最長で1年6ヶ月で、その後に雇用保険の支給に移行します。
Q&A:就労移行支援でアルバイトはバレないのか?
結論:絶対にバレます。
こちらの動画で解説をしましたので、なぜバレるのか理由を含めて解決できます。
こんな場合はどうすればいいの?ケース別で考えるてみる
ケース①お小遣いがなくて「お金がない」場合に工夫すること⑨選
この9つは必須です。
意外に③・④・⑥・⑦はできていない利用者さんが多いです。本当にお金が無いのか疑いたくなりますので、人から見られているということも意識して気をつけましょう。
①家族に支援依頼
家族に相談できているかは見学時面談できも聞かれることが多いです。
就労移行支援事業所に通所するためには、交通費や昼食など少なくても家族の協力が必要な部分があります。
自分の困りごとを家族に打ち明けられない人もいるかと思いますが、サービスを利用するにあたって協力が必要となりますので、お金が無い時に一番身近な家族に頼れるよう関係を作っておくことが大切です。
②貯金を崩していく
将来的に働くことで取り返しがつくことですから、少しぐらいなら貯金を崩して就職までつなぐことも検討することが必要です。
1年間通所して就職することを目標にする場合、そこから逆算して考えて貯金が足りるか考えていけばいいと思います。足りそうなら貯金を崩しても良いと思います。
③スマホは格安simで乗り切る
「お金がない」という利用者さんに限ってスマホ代を1万円以上支払っている人は多いです。スマホを格安simに変えるだけでも7000円近くはお金が浮いてきます。
まずはできることをしましょう。
ahamo、povo、LINEMOなど大手キャリアが出しているプランに乗り換えるだけでも節約効果がが得られます。面倒でもこういった工夫をすることで捻出する努力はすべきです。
④タバコ・酒など嗜好品は控える
「タバコ・酒」で消費している人が「お金がない」というのは説得力にかけます。
本当にお金が必要なら禁煙・禁酒すべきですので、嗜好品は辞めることをおすすめします。
また、精神薬と酒は禁止とされていますので、健康面からお金が無い時に嗜好品は控える方うが良いといえます。
⑤見学時に自治体、事業所で交通費助成がないか確認する
福祉サービス利用時に、お住まいの自治体から交通費助成が出る場合がありますので、自治体のHPや見学時に事業所に確認をとることをおすすめします。
また、事業所独自でルールを設け利用者さんの福利厚生として交通費支給をしているところもあります。
⑥通所中も外食・コンビニは避けて、昼食は持参する
お金がない利用者さんに限って、昼食を外食で済ませたり、コンビニで弁当を買ったり金銭管理ができていない人がほとんどです。
家から持参することで、多少は金額が抑えられますので工夫できることはしましょう。
⑦飲み物はマグボトル
スタバ、コンビニをすぐに利用していませんか?
自宅からお茶やコーヒーをマグボトルで持参することで、節約効果は大きいです。
週5でセブンで100円コーヒーを飲んでいたならば、簡単に700円は浮いていきます。
就労移行支援事業所にカフェコーナーを設けているところもありますので、そこで飲み物を補充することでさらに節約できますので、工夫をしましょう。
⑧自立支援医療を申請
自立支援医療制度は、精神通院の医療費や薬代が1割になる制度です。
意外に知らない人が多く、メンタルクリニックに3割負担でかかっている人がとても多いです。自治体の窓口で用紙をもらい、主治医に書類を書いてもらったりしますが、通院医療費が1割になる恩恵はとても大きいです。
知らない方は下記のリンクから確認をされて下さい。
→ 参考文献:厚生労働省 自立支援医療
⑨障害年金
診断されてから1年6ヶ月経過時点で、病気が治っていない場合は障害者年金を申請できる権利が発生します。
詳しくは下記のリンク先が参考になりますが、審査に必ず通るわけではありませんので注意が必要です。
→ 参考文献:日本年金機構
ケース②低所得で食べることに困っている、市営住宅に住んでいる方が工夫すること③選
この3つを抑えましょう。
自治体に生活保護の相談
生活保護と聞くと一生受け続けるものという印象がありますがそうではありません。
6ヶ月だけ、1年間だけといったように必要な分だけ得られます。
生活費で困っている場合、自治体のケースワーカーと相談して必要な分だけ生活保護を受けるのも方法です。
無利子の福祉貸付金を検討する
リンク先が参考になります。
消費者金融を利用せず、公的な貸付金制度を利用することもできますので自治体の窓口に相談することをおすすめします。
→ 参考文献:全国社会福祉協議会
ケース①を参考にしていく
ケース①で上げた生活面の工夫をすることで多少の生活費は捻出できるはずです。
生活を見直すのも必要な能力ですし、障害特性で苦手な場合は自治体によって金銭管理を行ってくれるサービスもありますので頼ってみるのも必要です。
困ったら頼れるところを頼りましょう。
頼ることが恥ずかしいことだと思っていたら大間違いです。
自分らしい暮らしが崩壊していくことの方が「あなた」にとって不利益だからです。
お金がなくて就労移行に通えない場合は助成が充実している事業所を選択すべき
就労移行支援事業所によっては利用者さまの福利厚生に力をいれている事業所もあります。
下記2つは交通費などの助成がある事業所ですので、まず見学の導入として利用してみるのもいいかもしれません。
おすすめ①ココルポート
福利厚生充実を事業所特徴にしている大手就労移行支援事業所です。
昼食や交通費の助成はもちろん、プログラム数も多く扱っていおり、大法人ならではの恩恵が受けられます。
詳しくはこちらの口コミ記事を参考にされてみて下さい。
おすすめ②LITALICOワークス
業界を牽引するNO1の就労移行支援事業所です。
交通費助成を行っていますので見学時に確認をおすすめします。
詳しくはこちらの口コミ記事を参考にされてみて下さい。
まとめ【納得】就労移行支援はお金がないと通えないのか?金欠はこうやって防止!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
生活できる水準でなければ基本的に就労移行支援事業所に通所することは難しいのが現実ですが、生活保護、福祉の貸付制度などを利用することで、通所するための生活資金を確保することができます。
「お小遣いがない」という意味合いでお金が無いという方は、工夫できることをきちんとすることで通所費用は必ず捻出できます。
「やるか」「やらないか」は「あなた」次第です。
こういったお金の問題はリアルなのが現状であることは、私も存じています。
ですからおすすめは福利厚生を重視した事業所選びをするということです。
利用者さんへ還元ができる事業所は、事業規模が大きい法人が運営しているところであると相場が決まっています。
分かりやすい例でいくと、聞いたことがないメーカーが出しているタブレットより、
Apple、NEC、Galaxyがだしているタブレットの方が安心感がありますよね?
なんでかというと理由は法人規模です。
大きくて知名度がある法人の方が信頼性があるから使いやすいし、選びやすいという理由に変わってきます。
就労移行支援事業所にも有名、無名なブランドがあります。
この記事で紹介したLITALICO、ココルポートは業界のブランドになっており、福利厚生が手厚いですので、選択する価値はあると思います。
最後に記事リンクを貼っておきますので、どちらかを選択してご覧になっていってみて下さい。
お金がなくてもきちんとした事業所を選ぶことで、「お金がない」という悩み相談まで引き受けてもらえますので、相談してみることをおすすめします。
自分で悩むしかないと思ったけどいろんな方法があるんですね
意外にお金の相談は多いですよ。だから恥ずかしいことじゃないです。
うーん、ここまで読んで微妙な気持ちがあるんですが、どうすればいいですか?
わかりました。とりあえず、記事を参考にどちらかに聞いてみたいと思います。
決められないのもよくありませんので、まずはどちらかを選択して行動してみて下さい。
行動しなければ変わるものもかわりませんからね。
わかりました。
頑張って下さい。
あなたの行動を応援いたします。
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