就労移行支援は何歳から使えるのか知りたい
18歳じゃないけど使えるの?
うちの子どもは使えるのか知りたい
こんな疑問を解決します。
就労移行支援ってきくけど実際は何歳から利用できるのかハッキリしないのも現実問題となっています。
福祉サービスって聞くと制度が難しいというイメージが先行すると思いますので、私がお手伝いできればと思います。
この記事では何歳から就労移行支援が使えるのか明確にご回答を致します。
もやもやしていたり、ネットで情報収集をしている方からすれば有益な情報となりますので最後まで閲覧することをおすすめします。
私の信頼性については「プロフィール」をご覧になって下さい。
元々就労移行支援施設で施設庁をやっておりました。
実際に利用される方の案内をしたり、相談に乗っておりましたのでこの記事は事実に基づいて書いております。
経験をもとにしておりますので最後までどうぞ。
それではいきましょう。
就労移行支援は何歳から使えるの?元職員が正確にお伝えします
以下の流れで解説をしていきます。
使えるのは18歳以上から65歳未満
年齢制限は厚生労働省が決めている
障害者総合支援法で決まっている
何歳から使えるのかは、厚生労働省が発出している障害者総合支援法で決められているのが基本です。
就労系サービスは障害者総合支援法によって基本的な方針が決められていますので、法律によるものとなります。
詳しくはこちらの厚生労働省のリンクからどうぞ。
就労移行支援は18歳未満は使えないの?
結論:自治体の判断による
卒業見込みなら利用可能な判断をする自治体もある
何歳から使えるか大まかには障害者総合支援法で決まっていますが、実際の判断はお住まいの自治体によって差が大きい特徴があります。
住まいがある市町村の税金を使うため、収税が大きい地域ほど細かい決まりがあったり、逆に緩いところもあり、一概に回答をするのは難しいのが現実です。
17歳でも卒業見込みであれば利用許可をする自治体もあれば、卒業してから利用を認める自治体もあります。
就労移行支援は手帳なしでも使えるの?
結論:問題なく使える
手帳は障がい者雇用で働く場合に限って必要
障がい者手帳がなくても就労移行支援事業所を使うことは可能です。手帳が必要な場合は障がい者雇用で働く場合に限って必要となっていきます。
手帳の有無についてはこちらの記事で解説をしておりますので、参考になさって下さい。
就労移行支援の利用期間はどのくらい?
結論:基本的には2年間といわれている
2年間だが自治体の判断で延長もありうる
3年目の支給決定は自治体の判断によってあり得ます。本人の意欲や支援の進み加減をみて精査されますが、税金が絡んでくる話になってきますので、予算的に自治体が認めれば十分にあり得ますので2年間で終わりと考えなくてもよいと思います。
私が経験した事例は、「あとは応募活動のみ」という状態で2年間の期限が迫っていた事例です。書類選考や応募に関しては運要素もありますし、職場との出会いの有無にもよります。こういった場合であれば延長の支給決定が認められる可能性は十分にありますので安心して下さい。
就労移行支援の対象者は?
結論:就職したい気持ちがある18歳以上65歳未満
ご病気を持ちながらも一般的な職場で就職したい人が対象
基本的な概念として働きたい気持ちがない人は使えないサービスですので、根底には就職したいという意欲が必要です。
就労移行支援の対象者についてはこちらの網羅記事も参考になりますので、何歳から使えるのかに限らず、ご覧になって頂ければと思います。
【まとめ】就労移行支援は何歳から使えるの?元職員が正確にお伝えします
ここまでいかがでしたでしょうか。
基本的な内容は障害者総合支援法で決められていますが、あとは自治体判断となっているのが現状です。
まずは最寄りの自治体に相談してみるところからはじめてみるのがよいと思います。
市町村で運営している福祉課に問い合わせすることで詳細は聞くことはできます。
また、検索で「〇〇市 相談室」などで検索して、ご自宅から近い相談支援専門員がいる相談室にあたってみることも方法ですので活かして頂ければ幸いです。
なるほど、こんな理由があったんだ
概要を掴めば分かりやすいと思いますので、まずは就労移行支援の全体像を掴むことをおすすめ致します。次の記事が参考になりますので、まずは下記のリンクを参考にしてみて下さい。
親切にありがとうございます。
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