就労移行支援ってサービスって在学中からでも使えるのかな?
もう大学にも通いたくなくし、就労移行支援事業所に通えるのか知りたい
こんな疑問を解決します。
就労移行支援事業所は就職に向けたトレーニングをするための場所です。
公的な福祉サービスなので安全性も高く、利用者は年々増加傾向を辿っています。
とくに高校生や大学生から使いたいという要望があるのも事実です。
学校に通えなくなったり、居場所がなくなってしまうケースもありますので、どこか通える場所が欲しいというニーズもあるかと思います。
この記事では、在学中でも就労移行支援事業所に通所できるのか専門職の私が率直にお答えをしていきます。
ただ答えるだけではなく、その後の行動方法についてもお伝えをしますので最後まで読んで頂くと回答が得られるだけではなく知識も深まるように書いています。
私の信頼性ついては「プロフィール」をご覧になって下さい。
もともと就労移行支援事業所で所長をしておりました。
高校生、大学生のみならず、
など様々なニーズの方の案内をしてきました。
そんな経験をもとに話をしていきますので、嘘・偽りはありませんのでご安心下さい。
最後に記事を読み終えたあとの行動方法についてもレクチャーしますので最後までご覧になって頂ければ幸いです。
それではいきましょう。
就労移行支援は在学中からでも利用はできるのか?率直に回答します
結論:自治体の判断による
他の情報サイトで利用ができるという情報が書かれていますが「嘘」です。
「自治体が決めること」になりますので安易に利用可能ですという表記があったらライターが書いていると考えて下さい。
就労移行支援を利用できる対象年齢は?
18歳以上~65歳未満と決まっています。
なぜなら就労支援施策の対象となる年齢が「18歳から64歳」までと決まっているからです。
参考文献:厚生労働省
Q&A就労移行支援は18歳未満で利用できるのか?事例について
結論:自治体と学校で協議して決める
基本は自治体の判断となる
就労移行支援は税金を財源とした福祉サービスなので利用可否は自治体の判断になります。
私が今まで関わった事例で18歳未満の利用者は0人です。
そのかわり、学校の体験実習という位置づけで来られた方は数多くいらっしゃいます。
経営目線で申し訳ありませんが、学校で「実習」という位置づけにしなければ事故があった時の責任問題の所在が不明確になってしまいます。
学校に行っていないケースには応じたことがありませんので、詳しいことはお伝えできずスミマセン。
Q&A就労移行支援は高校生だと利用できないのか?
結論:18歳でも在学していると基本的には使えないが、正式利用は自治体判断となる。
自治体の判断となるが基本は使えない
繰り返しますが、判断は自治体となります。
すでに18歳で卒業見込みとなっており「自宅待機期間が長くなる」ような事情が発生する場合は、交渉次第で利用可能になる可能性は高いといえます・
生活リズムも狂ってしまいますし、本人にとってのメリットが少ないからです。
この場合、学校側・自治体・本人・家族・利用する事業所と会議の場を設ける必要がありますので慎重に協議してすすめていくことが推測できます。
これも事業所目線からすれば責任問題がひっかかります。
契約が許可されれば事業所側も安心ですが、そこがフワフワしているとなにかあった時に困ってしまいます。
私の経験では高校生から正式利用されたケースはありませんが、契約することを前提に週1回の通所を許可したケースはありました。
Q&A就労移行支援は通信制高校だと利用できるのか?
結論:通信制高校でも18歳未満では利用ができない。利用が必要な場合は学校と自治体で協議してきめていく。
自治体判断で、卒業見込みであれば許可判断が下りる可能性もある
上記と同じで卒業見込みとなっており、在宅生活が続くことで本人が不利益になる場合は利用開始となるケースも考えられなくはないですが、基本は自治体の判断です。
事業所側とすれば契約を前提にしていただき、週1回ペースで通所するようなことはありましたが、何度もいうように決定権は自治体が握っています。
Q&A就労移行支援は大学生・専門学生だったら利用できるのか?厚生労働省の見解は?
結論:厚生労働省では利用促進となっているが、リアルな現場目線では自治体任せとなっており、在学していると使えないと判断している場合が多い。
② 大学在学中の学生の就労移行支援の利用促進
引用先:障害者の就労支援の推進等について
厚生労働省が指針を出しても実際の運営は自治体の判断としている
大学生や専門学生からの問い合わせ対応を数多く行ってきましたが、基本的に在学していることを自治体に伝えると退学をしてもらい「無職」となってから利用するように促されることがほとんどでした。
福祉サービス自体、住所がある自治体の財源を利用して運用する関係上、決まりやルール、審査が厳しいといった側面があります。
利用する場合においてもどんな目的で利用するのか中身が大切になります。
「居場所がほしい」という内容であれば、審査は通らない確率が大きいです。
在学中から就労移行支援事業を使うメリット
おもにこの3つです。
①生活リズムがつく
塾などもそうですが、居場所があると自然とそこに通うことになります。
夜更かししたり、昼まで寝ているといった生活習慣の乱れを防止することはできると思います。
社会人として働くためのリズムが育つメリットがあります。
②就職する意欲を維持したまま就職準備が早めできる
就職するためには気持ちの持ち方が大切です。早く就労移行支援事業所に通所することができれば就職するという意欲やモチベーションを高くもったまま維持できる特徴があります。早めにプログラムを受けることで履歴書の書き方、面接の練習、仕事で必要なスキルなど練習を積むことができます。
③社会人としての意識が強く育つ
就労移行支援事業所には様々な年齢の方がいらっしゃいます。
いろんな世代の方と過ごすことで社会人としての自覚が芽生えきます。
学校では自分と同じ年齢の友達関係でしたが、社会人になると関係性を築くとろこから勉強が始まります。
ビジネスマナー、礼儀、作法、など学生気分から卒業する意味でも良い意識が育つと考えます。
学生気分でいる社会人の方もいらっしゃいますが、どこかでそういった気持を卒業させないと面接や職場での人間関係構築で苦労をしていきます。
まとめ【Q&A】就労移行支援は在学中からでも利用はできるのか?率直に回答します
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
就労移行支援は公的なサービスなため、事業所側が勝手に契約をとったりすることができないサービスです。必ず自治体があいだに入るということを忘れないで頂ければと思います。
なぜなら、各自治体の税金を利用して運用しているからです。
しかし、親御様や「あなた」自身が自治体の窓口に行く必要はありませんので、事業所に依頼することをおすすめします。
18歳未満、在学中でも事業所見学はできますし、体験実習も可能ですのでいちど事業所に足を運ぶことをおすすめします。
事業所っていってもどこにいけばいいんですか??
学習塾と同じような感覚で名前が通っている有名なところってあるじゃないですか?
家庭教師のトライ、いずみ塾、明光義塾みたいな感じみたいに。
就労移行支援事業所にも有名どころってあるんですよ。
そういうところの方が安心できるかも。
就親御様も安心できますし、本人も安心できます。
実際はどう選べば良いんだろう?
最後に記事リンクを貼っておきますので、どちらかで決めていただけると楽ですよ。
最後まで読むと困る人も多くなりんますから私が選択肢をご用意致します。
読むだけなら無料ですし、少し予備知識をつけるだけでもぜんぜん違いますよ。
それでは、次は次の3つから選択をお願い致します。
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