ずっとニートのままなのかなぁ
就職したい気持ちはあるんだけどなぁ
はぁ、、、気持ちが前に進まない
こんな悩みを解決致します。
うまくいかない、どうしていいか分からない、気が乗らないといった気持ちは自然だと思います。私も感じることですので、あまり負担に思わなくていいのではないでしょうか。
しかし、その気持ちのまま引きずると時間だけが浪費をしていきますので、どこかで行動に移していくことが大切になります。
この記事では、ニートの方に知ってもらいたい就職支援サービスをまとめました。まとめてみて、20代・30代で支援先が少しかわりますのでそのあたりも解説しました。
状況を整理していくことは避けられませんので、振り返りを提供しつつ前進できるように応援していきます。
この記事の信頼性については運営者プロフィールをどうぞ。
私は現在進行形で就労支援に関わっている職員です。事情をかかえたニートの方が相談に来られていますので、相談経験をもとに振り返りができるようにしていきます。
段階を追っていきながらワンランク上に上がれるようになって頂ければと思い、そういう記事タイトルとしました。少しでも参考にして頂ければ幸いです。
それでは、いきましょう。
就職支援サービスを利用して、ワンランク上のニートへ、そして働ける
以下の流れで解説します。
段階を追っていきますので、就職支援サービスが知りたい方は飛ばして必要なところをご参照下さいませ。
ニートが就職できない理由
以下の3つを振り返りましょう。
振り返りができないと改善すべき視点にも気づけないものです。
理想と現実が解離している
いちばん多いのが「できる事」「できない事」の区別がつかないことです。
以下が例です。
①給料はいいけど、勤務時間が朝7時からだった
⇩
実際は生活リズムも不安定、金銭が必要だから強制的に仕事を入れてしまえば大丈夫だと思って選んでしまった
②PCができないのに、事務職は体の負担が楽だから選んだ
⇩
Word、Excelといったソフトも使えず、自宅にもPCがない。体の負担重視だけで選択をした
③働く職場がないから、とりあえず人手不足の介護業界を選んでみた
⇩
実際は人と話すのも苦手で、汚い仕事をして最低限の給料が得られればよいとおもった。
プライドが高い
できないことを認めず、
など、失敗したときの状況を考えず他人に責任を押し付けたり、注意されても認めないといったように誇り(プライド)を優先してしまうと、人間的な成長は見込めません。
そういった態度や考え方は、面接場面でも出てしまいます。
理由を抱えていたり、もしくは気づいていない
「発達障害」「メンタル不調」などの理由は多いです。
大人の発達障害は、本人が気づかないでいることもあります。指摘され、振り返りをして見つかるのが大半です。
詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ
「うつ病」や「適応障害」といったメンタル不調を抱えることも珍しいことではなくなっています。
職場に開示せずに働いている方もいます。
事情を抱えている場合は自己解決しないことが「おすすめ」です。
ニートは正社員になれないのか
結論:正社員にはなれる
向上心があれば問題なし
精神論かもしれませんが「ニートだから」「経験がないから」「無職だから」というのは、できない理由作りです。
私の知り合いで、大学の時に200人弱の法人にアルバイトで勤務し、10年後に役員クラスまで昇格された方がいます。
自分の描いているビジョンが明確であれば、あとはやる気次第です。
誰もが可能性を秘めています。
ポイントは職場の求める人物像
言われたことを、適当に仕事をしていても評価はされません。なぜなら、職場が必要としているものが提供できていない可能性があるから。
いちばん分かりやすいのは「売り上げ」です。
次のやりとりが参考になります。
月の目標は100件とします。
100件に対して150件とりました。
50件しかとれませんでしたが、残業して資料作りを頑張りました。
評価されるのは間違いなく「A社員」です。
理由は職場が求めているのが「目標件数」だから。
残業して見やすい資料作りをしても、結果に繋がっていませんから、残業した分は余分と言えます。
ニートにおすすめの仕事
成果が分かって、ある程度は自分のペースで行える内容がおすすめです。結果が分かることはモチベーションにも繋がっていきます。
データ入力
- 顧客情報
- 売上のデータ入力
- 社内の情報整理
等といった形で決まった作業を実行していきます。文字を書く感じではありませんので、PCが扱えればできる仕事となっています。
組み立て・分解作業
指示書に従って製品を組み立てたり、分解して分けたりといった作業です。
具体的には椅子やテーブルを組み立てり、分解はパソコンや液晶テレビなどイメージすると分かりやすいです。
できた、できないが明確で分かりやすいです業務内容となっています。
清掃作業
決められた場所を掃除する仕事です。
モップかけ、掃除用具を使った作業など様々。
作業場所も公共機関、スーパー、ホテルなどありますが、客室関係(ホテル・旅館)は質や速度も多く求められます。
決められた作業を行うという点では同じです。
ニートが利用してメリットがある【おすすめ】就職支援サービス
以下の4つです。
ハローワーク
国が運営している機関です。
仕事を探す時は誰もが利用することができます。
信頼性という部分で、ハローワークを仲介して採用をしている企業は多いです。ニートでも利用できますが、利用する前に専用の窓口の確認をおすすめします。
面談で怒られたり、働いていない理由を詰められる、話を聞いてもらえないといった不安を払拭できます。
専用の窓口がなければ、次項の機関をおすすめします。
若者サポートステーション
- 対象年齢:15歳~49歳
- 働くことに自信がない
- 引きこもり
- メンタルが不調
- 仕事が続かない
厚生労働省の委託機関です。
全国に設置されていますので、検索してみることをおすすめします。
説明はこちらからどうぞ。
若サポの職員さんから相談を受けますが、ハローワークの職員さんよりも全体的に親身な様子が強いです。
ジョブカフェ
ジョブカフェは都道府県が設置する就労支援機関です。
説明は下記の公式HPからどうぞ(長くなりますので、こちらでは割愛します)
若者サポートステーションと違いが分かりにくいですが、
- 運営機関が「国」ではなく「県」
- 気軽に立ち寄れる
という部分は違いがあると感じられます。
就職エージェント
知名度は高いと思います。
CMで放送されているのが、
- リクルートエージェント
- リクナビNEXT
- マイナビエージェント
といった大手の名前を聞いたことがあるかと思います。
採用を検討している職場と仲立ちをし、仕事を探している人には条件にあう職場を紹介してマッチングを行っていきます。
20代ニートの就職支援サービス
一般的なエージェントより、下記のような専門的な機関をおすすめします。
第2新卒エージェントNEO
第2新卒、フリーター、無業者を対象とし就職支援サービスです。サービスを活用した利用者の顔が分かるところはとてもポイントが高いです。
- 大学中退
- 高卒者
- フリーター
といった方が希望にあった就職を達成しています。
利用者の顔が分かった方が安心しますし、コメントを見て自分に近い方が利用していると親近感も湧きます。
「あなた」の過去の履歴を参考に年収診断ができる項目も実装されていますが、結果を知るにはメールアドレスの登録が必要とされるので少々ダルさがあります。
地方在中でもwebカウンセリングが受けられますので、知りたいことを整理する目的で利用するのはおすすめです。
ウズウズ
ホームページがスタイリッシュでとても分かりやすいです。
就職後の定着率が96%ですので、マッチングをうまく行っていることがわかります。
就職率が良くても、仕事が続かないで1ヶ月ぐらいで辞めてしまうようであればサービスの質は悪いです。
また、やりとりができない方はサービスとして合わないとしており、ニーズ違いな方がサービスを利用しないようにしています。
こんな人が対象です。
しっかりサービスを使う方を対象としています。
ちなみに利用料はかかりません。
就職Shop
株式会社リクルートが運営する対面型の就職支援エージェントです。
首都圏、関西圏限定となり、正社員で働きたいというニーズ特化型のエージェントとなります。
ニート、フリーター、第2新卒等を対象にした案件を揃えており、キャリアコーディネーターとの面談を繰り返しながら、適正がある企業を紹介してもらいます。
30代ニートの就職支援サービス
30代に入るとニート・フリーター向けの転職エージェントは年齢制限で使いにくくなります。公的機関に頼っていく方がよいです。
ハローワーク
公的機関で、誰もが使うことができるサービスです。
ハローワークを介して採用をする企業がほとんどだと言えます。
フリーター、ニート向けの相談口について事前に調べてみましょう。
窓口がなければ、以下を利用していきます。
若者サポートステーション
厚生労働省の委託をうけており、49歳までの方を支援する就労支援機関です。
各都道府県に設置されていますので、調べてみることをおすすめいたします。
公式HPはこちらです。
職員が付き添って支援をしますので、ハローワークに比べると手厚さがあります。
ジョブカフェ
都道府県が設置する支援機関です。
「ワンストップ」といい、就職に関わるサービスを一ヵ所で受けられる特徴があります。
情報量でいうとハローワーク、若者サポートステーションより多いです。
就労支援と平行してやること
支援を受けるだけでは活動内容はまだまだ薄いです。
極端な例をあげると、資格を取るために書籍を買ってパラパラみている程度という感じです。
うまく働けない原因を分析
履歴書や職務経歴書の作成は自分で行うものです。
「あなた」のことは他の人には分かりません。
うまく働けないことは事実だと思われますので、うまく行かなかったことを分析していくことが必要となります。
人間関係がどこにいってもダメなんです。
人間関係の何がダメだったんですか?もう少し深堀りしてみましょう。
うーん、難しいな。
いくつか質問しますね。
- 意味もなく相手が怒ったことはありますか?
- 相手の話のニュアンスが掴みにくいことは?
- 伝えたい事を言葉にしてまとめて話せないことは?
「1」は当てはまるかもしれません。
生きにくさを感じた場合
一般的な振る舞いをしていて人間関係が壊れてしまうことに疑問を感じることも多いかと思います。
職場の雰囲気ということもありますが、2つも3つも職場を変えてうまくいかなければ、自分自身を疑わなければなりません。
発達障害について調べていく
発達障害のことを専門的にまとめていますので、参考にされて下さい。
病気という捉え方ではなく、人と違った特徴という理解が分かりやすいと思います。私も肌が弱いので、ケア的な部分で例えると他の人とは異なった様式をとっています。
【まとめ】就職支援サービスを利用して、ワンランク上のニートへ
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
- ニートだから
- 中卒、高卒だから
- 正社員は無理だ
こんな想いがあるかと思いますが、すべて自分の気持ち次第です。「自分がどうなりたいか」という思考で変わってきます。
なぜなら、使うことができるサービスがあるからです。
自力ですすめていても効率は悪いですから、アンテナを張って様々なものに頼るのをおすすめします。
転職エージェントは時代ならではのサービスになってきました。
昭和や平成初期は、こういったサービスを利用するという思考すらなかったと思います。令和では至って普通なことになってきています。
最後に、この記事で解説したエージェントをまとめて終わりにします。
あなたの行動を応援しています。
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