就労移行支援って儲かるって聞いたけど本当なの?
儲かるから胡散臭いサービスだと思うな
儲かる仕組みが知りたい
こんな疑問に対して回答をしていきたいと思います。
「儲かる」ことを疑う時点で、その事業所や就労移行支援に不信感を頂いている人もいるのではないでしょうか?
また、どんなからくりがあるのか知りたいというニーズもあることも確かだと思います。
この記事では儲かる仕組みついてフォーカスして解説をしていきます。
率直に書いていきますのでとてもわかり易いと思いますので、最後まで読める構成となっています。
私の信頼性はプロフィールからどうぞ。
就労移行支援事業所で所長をしていましたが、仕組み的な部分を理解している利用者さんはかなりレアだったと記憶しています。
なぜなら福祉の制度は難しいですし、口頭説明で簡単に理解できるものではないからです。
おまかせ下さい。
この私が就労移行支援が儲かる事情について回答していきますので、参考にしていただけます。
でも回答は意外なんですよ。
それでは始めていきましょう。
就労移行支援が儲かる事情について:闇を知ることで身を守る
結論:
就職に近いもしくは就労意欲の高い利用者を獲得すれば手間が少なくていいため儲かる。
(支援がやりやすい)
最後に金儲け目的の特徴事業所についてお伝えします。
就労移行支援のビジネスモデルについて
3ステップあり、決められた職員数で回すところがポイントです。
決められた職員数で運営をする
就労移行支援事業所の職員数は法律で決められており、現行では前年度の利用人数に応じて翌年に必要な職員数が決まってきます。
職員の急な欠勤や利用者の対応を考えると正社員で6人配置するのが望ましいですが、人件費をカットするあまり派遣社員で補ったり、人員基準スレスレの状態で行っている法人も多く存在しています。
人件費をどうかっとしていくかがビジネスモデル的な鍵にもなりえます。
STEP①:利用者に通所してもらうことで稼ぐ
就労移行支援の収益は利用者が通所してサービスを利用することにあります。どんなに調子が悪くても通所を促すのは「収益のため」でもあります。利用者さんが通所することで収益が発生しますので稼ぐことに繋がります。
STEP②:就職してもらうことで実績にする
次に単価です。就労移行支援は平成30年/令和元年にランク制となりました。
一年間に一定の就職者を出さなければならない仕組みとなりましたので、何がなんでも就職者者を出さなければ生き残れなくなっています。
就職の時期に差し掛かると、無理にでも就職を促す理由がここにあります。
STEP③:就労を継続させて定着支援で稼ぐ
就職後、6ヶ月間は任意で支援を継続することができますが、卒業後に仕事が続かなくなるケースも多いにあります。6ヶ月後も一定の支援を受けて仕事を続けるように「就労定着支援事業」の案内があるかと思います。月1回程度の面談や職場との仲立ちを行うサービスとなっています。
詳しくはこちらの記事からどうぞ。
就労移行支援のからくりは通所にあり
結論:どんなに短い時間でも通所すれば実績です
少しでも事業所に顔を出せば通所扱いになる
就労移行支援が儲かる「からくり」はどんなに短い時間でも通所を促すことにあります。
朝から不調で家から出たくない時もあると思いますが、そんな状態にも関わらず職員はこんな対応をすると思います。
週5日、これないと就職できませんよ。
決めた通所日数は守りましょう。
少し顔だして面談すればスッキリすると思いますよ
1分でも5分でも通所して顔だすだけで実績となります。
利益を少しでも上げるためには、上記のような口実を作って通所を促します。
就労移行支援事業所の収入源は?
結論:税金による給付金
「助成金」ではありませんので間違えないように
「よく助成金目当て」という批判をみかけますが、助成金をもらっている法人は社会福祉法人、NPO法人だけです。
株式会社で運営している法人は助成金自体がありません。
就労移行支援事業所の利益は病院やクリニックと同じで国・県・市からの給付金です。
言葉を言い換えれば「税金」で「住民税」等や「赤い羽根共同募金」などが財源として当てられます。
就労移行支援のような福祉サービスは、各自治体によって使える予算が決まっています。
決まった財源を利用していることを覚えておきましょう。
Q&A:障害者ビジネスは儲かるのか?
結論:まったく儲かりません。
就労移行支援は規制が強化された、稼げる時代は終わった
先程も書きましたが平成30年/令和元年に法改正が行われ「ランク制」が導入されました。これをきっかけに就労移行支援事業へ参入する業者も一気に減った事実があります。
しっかり予算をかけて適切にサービス提供ができる大手事業所だけが生き残れる時代へと変化してきています。
こちらの記事で解説をしましたので参考にされて下さい。
大手はブランド力があり信用があります。
Q&A障害者ビジネスの闇について
結論:就労移行支援の闇情報については下記の教材で丸裸
有料noteの宣伝です
こちらのnoteで就労移行支援の闇・裏事情の暴露をしています。
利用者さんが知らない抜け道がたくさんあることは事実です。
おおやけにできないためクローズで提供させてもらっておりますので、興味のある方は冒頭だけでもお読みになることをおすすめします。
就労移行支援の闇はとても深いと言えます。
【まとめ】就労移行支援が儲かる事情について:闇を知ることで身を守る
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は就労移行支援が儲かる事情について暴露させてもらいました。
基本的に意味がない通所を促すことで実績につながっていきますので、職員は少しでも通所できないか圧力をかけて通所を促す場合があります。
もちろんすべてが金儲けではありませんので誤解なさらないようにお願いを致します。
しかし、熱があったり、不調でどうしても横になりたい時に無理やり通所を促す行為は悪質だといえます。
就労移行支援事業には利用者が気づかない、分からない闇がたくさんあります。
なぜならば福祉関係は仕組みが難しく、理解しようとすると労力がかかるからです。
病院やクリニックにかかった時にお代を払うと思いますが、なんでこんなにかかるのか文句を言う人はいませんよね?
それと同じです。
仕組みを調べていくと時間も労力もすごくかかってしまいます。
さらに奥深い闇を知ろう
私は就労移行支援事業所の所長をやりながら、経営陣と職員、利用者さんの板挟みになりながらも仕事をこなしていきました。
そのなかで、経営陣だけがしっている就労移行支援の闇が存在します。
これは俗にいう「一般的には分からないこと」です。
今回、同じく所長経験があるA氏と就労移行支援の闇を暴露する対談を行いました。
note記事にまとめましたので、興味がある方はご覧になっていただければと思います。
インターネットや利用者さん、もしかしたら職員もしらない手法です。
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