お婆ちゃん(お爺ちゃん)の食事を宅配の弁当にしたいけど、どうやって事を運べばいいんだろう。
興味はあるけど、やり方が分からないなぁ。
試しに食べてみたいんだけどなぁ。
こんな悩みを解決します。
宅配弁当をいざ頼もうと思ったときに家族の巻き込み方や、注文手順が分からないことがあります。
具体的な手順を明確にします。
当てはまらない方は、お手数ですが「閉じる」か「お戻り」ください。
この記事から分かること
- 宅配弁当の注文方法
- 宅配弁当を導入するステップ
執筆者の経歴
- 作業療法士10年以上
- 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
- 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)
私の仕事の始まりは「老人介護」です。
この記事の信頼性については、私のプロフィールをどうぞ。
では、まとめていきます。
老人の食事を宅配にするための手順
時代慣れしていないお年寄りに、どうやって宅配弁当をすすめていくのか
ここが最大のハードルです。
仕事で関わらせて貰ったことを参考にしながら、まとめていきます。
老人向けの食事を宅配弁当にしていくための具体的な手順は3つです。
手順①:介護者も老人の宅配事業の味を試して、知る
介護者が知らなければ、食べるようにすすめることも難しいと思います。
お婆ちゃん(お爺ちゃん)にすすめる前に、あなたも一緒に試食から入りましょう。
まずは、介護者も一緒に老人向けの味を試してみる
こちらの在宅介護にメリハリをつける方法のランキングを引用します。
初回特典・送料無料の配食業者は以下です。
「お試し商品」になりますのでひとつ選び、下記の手順に沿って注文していきます。
「ワタミの宅食」の場合
ワタミの宅食は、高齢者向け宅配弁当業者の認知度NO.1です。
手順の通りにすすめると、お試し商品までたどり着けます。
下記のリンクからすすめていきます。
希望する商品を選択します。
「おかず弁当」が基本のため、ごはんはありません。
「ごはん」まで試したい場合は「まごころ御膳」を選択します。
スクロールして、下がっていきます。
日替わり2日間コースは数量が一番少ないため、お試しに最適です。
個数2個注文にして、一緒に試すことも可能。
「ワタミの宅食」はローコストですので2人分の注文はおすすめです。
クリックして注文画面にいきます
スクロールで下がりながら、必須項目を入力して注文完了です。
指定日まで到着を待ちましょう。
メディミールの場合
面倒な会員登録なしで購入できます。
メディミールはどの商品も初回は送料無料です。
下記のリンクからアクセスをして、手順をどうぞ。
スクロールして下までおります
必須項目を入力して完了です。
指定日まで到着を待ちましょう。
ちょっと割高かもしれませんが、その分登録作業をしなくていいため、割にあってきます。
「健康うちごはん」の場合
購入前提が「お試し」をすること
「健康うちごはん」はお試しが基本になっています。
こちらの公式サイトから、手順を追っていきます。
スクロールして下がります
この中から選択してクリックします
選択をしたらスクロールしていきます。
商品の説明が細かく記載されていますので、読んでいきます。
登録作業を行います
必須項目を入力して作業完了です。
指定日まで到着を待ちましょう。
「宅配クック123」の場合
高齢者宅配弁当専門の宅配クック123は、ワタミの宅食と並んでチェーン展開です。
申し込み手順は以下です。
下にスクロールします
自宅から一番近い店舗を検索
お住まいの郵便番号を入力
近くの店舗がヒット
注文をしていきます
スクロールすると入力項目がでます
必須項目を入力して完了です。
指定日まで到着を待ちましょう。
「まごころ弁当」の場合
「安さ」では一番の高齢者向け宅配弁当事業です。
「健康うちごはん」と同じで、お試しをしっかり行うスタンスですので、必ず試食をしてから本注文をしていきます。
こちらのサイトから手順をふんでいきます。
下にスクロールしていきます
お試し商品を選びます
必須項目を入力して完了です。
指定日まで到着を待ちましょう。
他にもある宅配弁当メーカー
配食事業は年々新規参入が増えていますので検索すると、
この記事で注文手順が分かると、他でも応用が利きます。
記録をとる、スマホで商品の写真を撮影
商品が届いたら、食べる前にスマホで写真に記録していきます。
一緒に食べたという事実にもなりますし、あとで振り返りをするときに使えます。
高齢者は感覚で物事判断が難しくなりますので、写真で自己決定を促しやすくサポートします。
複数の老人向けの食事を試す
初回特典を利用して、食べ比べを一緒にしていきましょう。
食べる前の記録を忘れずに。
盛り付け、味などが分かりますのでどれが美味しかったか目安をつけていきます。
手順②:食事を宅配化するため頻度を上げる
手順①から3カ月先になってからでもいいですので、再度注文して食べる期間を必ず作ります。
食べてみて気になったところだけ再度注文する
手順①で撮影した写真を参考に「食べたい」と思った宅配弁当を選んでいただき注文をします。
今度はご本人だけで続けてもらいます。
大切なポイントは次項です。
ちょっとだけ続ける、2週間ほど試す
「ちょっとだけ」がポイントです。
少し期間を長めに設定をします。
朝昼晩の3食を宅配弁当で済ませるわけではありませんので、間違えないように。
1日1食を宅配弁当にしていきます。
多くのメーカーが1週間単位のロットなので、2週間が妥当な期間です。
他に気になったメーカーを続けて試す
2週間食べて違うと思ったら、1週間ほど空けて、頼んだメーカー以外のメーカーを選び試していきます。
1週間もしくは2週間食べてみます。
続けて食べていくと、味の好みが分かるようになります。
宅配弁当に反対していていても、口に合うものが本人の中に芽生えていきます。
良かったもの、悪かったものを記録していきましょう。
手順③:概ねお気に入りの宅配弁当を絞る
手順②の段階で、概ね宅配弁当は生活に浸透していきます。
さらに生活に溶け込むよう後押しをします。
続いた宅配弁当を1ヶ月試す
長めの期間を設定します。
長期で食べていき、続けられそうか確かめていきます。
どのメーカーも日替わりで工夫を凝らしていますので、まずは試していきます。
別の注文頻度の多い宅配弁当を1週間試す
1ヶ月続いた商品をリピートするのではなく、あえて別メーカーの商品を選択する
1週間程食べて、元に戻したいという訴えが出るか確認をします。
戻したいのであれば、1ヶ月続いたメーカーの商品は「飽きがこない」という感覚が定着し始めています。
言いかえれば、「宅配弁当が定着しはじめている」ということです。
2~3社の宅配弁当をローテーションしながら使うと、メーカーによる質感の違いがアクセントになります。
お気に入りでも継続していると物足りなさを感じることがありますので、あえて別のものを使いながらハリを出していくことで、日々の食事の質も上がります。
私が配食事業に関わっていた時は、複数の業者を利用している方がちらほら見受けられました。
通常はA社、秋~冬になるとB社・C社など、その時々で変えてるひともいましたので、ひとつに固定する必要性はありません。
むしろ、宅配弁当が生活に浸透することで「食」の選択も広がりますから、意思決定が広がって良いと考えるべきです。
【まとめ】老人の食事を宅配にするための手順
介護者も宅配弁当の味を知るということは、導入部分でとても大切です。
知らないものを勧められても馴染みがない高齢者は受け入れがたいことですから、まず同じ目線ではじめてみるのはどうでしょうか?
配食事業はこれからも増え続けることが予想されますから、使えるものは使っていきましょう。
使わずに「大変」というのも変なものです。
使っても大変であれば、市役所(役場)の介護福祉課、包括支援センターに相談をしていきましょう。
食事は毎日のことですから、納得がいくようにしていくことが重要です。
最後におさらいをして終わりますので、参考にどうぞ。
自分で試してみることが導入時に必要です。
私も現役だった時は何社か試したことがあります。
安ければ良い・・・というわけにはいきません。
「見た目」「味」「価格のバランス」を見ることが大切です。
「お婆ちゃん(お爺ちゃん)だから何でもイイや」ってなっていたかも・・・。
自分達は食べないからいいけど、食べる人の気持ちにもならなきゃいけんな。
少ない数量から試してみるか。
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