
車椅子で生活して長く経つけど、なかなか就職が決まらない。
こんな体になったから働けないのかなぁ。

私たちもどんどん年を取っていくし、どうしよう。
こんな悩みを解決します。
こんな悩みを解決します。
「生まれつき」「不慮の事故」「ご病気」などで車椅子生活を余儀なくされている方もいらっしゃるかと思います。
車椅子では働けない、就職できないと思っている方も多いと思いますが、それは完全に間違いです。
働いている方は世の中に沢山います。
しかし、就職活動をしていても思うようにいかない方もいると思います。
この記事では車椅子での就職が難しくなっている要素を解説しながら、流行りの働き方について述べていきますので、働き方の参考になればと思います。

執筆者の経歴
- 作業療法士10年以上
- 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
- 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)
この記事の信頼性については運営者プロフィールをどうぞ。
私は現在進行形で就労支援に関わっている職員です。
私の事業所では、車椅子の利用者様の就職実績があり、面接や環境調整まで企業様に関わった経験があります。
それを踏まえ、車椅子の就職について現実的な内容をお伝えしたいと思います。
車椅子だと就職ができないのか?職員が語る真実

結論:就職はできる
以下の内容で説明をしていきます
車椅子の人の就職はハード面が最大のハードル

実際に仕事を通して車椅子の利用者様の支援をしましたが、就職のハードルは高めでした。
車椅子の方でも就職は可能ですが、ネックになってしまうのは以下です。
ユニバーサルトイレがあるかどうか
車椅子が入るトイレがあるかどうかは大切なポイントです。
多くの職場では無い場合が殆どですが、以下のような職場や立地だと設置されている可能性があります。
多くの方が利用されるため、合理的配慮として設置されている可能性が高いです。
職場が2階以上の場合、エレベーターが使えるか
築年数があったり、規模の小さいビルは階段のみ設置されていることが殆どです。
そういった場所にある企業が障害者雇用の求人を出しても、車椅子の方はお断りといった内容が受けとれます。
長距離移動は車椅子、短距離であれば掴まり歩行ができるケースでも階段が昇れない方はいます。
「環境」が障害となってしまい、職場で勤めるのは難しくなってしまうことも多いにあります。
車椅子に対応した職場とは?

仕事を通じて痛感したのが以下です。
職場で過ごす環境が整っている
具体的には、
この2つは必須です。
就職先を探す時の具体的な注意点は、
この2つのいずれかしか選択できないことが、就職のハードルをあげてしまう要因です。
仕事ができるスペースが確保されている
トイレ・エレベーター以外にも車椅子が入れる「スペース」が必要になります。
職場内で机・椅子などの配置転換をしたり、別室を設けるなどの対応ができれば、トイレやエレベーターに比べて難しいことではありません。
しかし、多くは職場の運営事情が絡みハードルが上がってしまいます。

狭いオフィスの場合、パソコンや書類棚などで埋め尽くされているところもあります。車椅子の方を採用するため環境整備にかける「人件費」や「労力」を考えて渋ってしまう職場が多い印象です。
職場環境を整えるチャンスなのに。。。と思います。
車椅子の人は障害者雇用での就職が手厚い

理由は2つあります。
理由①:テレワークの場合、場所に縛られない
新型コロナウイルスの流行が、働き方を変える「きっかけ」になっています。
テレワークが導入できる多くの企業は、すでに舵を切っています。
有名なニュースでは、電通やリクルートの自社ビル売却が大きな話題となっています。
テレワークができる場合、会社に通勤をして仕事をする意味がなくなります。
障害者雇用でもweb関係の下請けは増えており、パソコン・ネットワークスキルがある障害のある方を採用したい企業もいます。
テレワークが嫌でなければ、職場は大いにあると言えます。
理由②:職場勤務の場合、合理的配慮がある
テレワークができない企業でも「障害者雇用」の法廷雇用率が未達成であるところは多くあります。
私の経験談ではありますが、大きな企業ほど車椅子の方の採用したいという声がありますが、思い描いているのは以下です。
- 不慮の事故による脊髄損傷で足が不自由
- 生まれつき両下肢が動かないor欠損して車椅子生活
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いづれも「頭」がしっかりしている
このような企業の人事担当の声を聞くと、認識はいかがなものかと思います。
しかし、合理的配慮が義務付けられていますので、採用した場合、企業は何らかの形で働きやすさを整えなくてはなりません。
テレワークができなくても「雑務」や「机上作業」などでの採用枠も無いとは言い切れません。
一般企業での合理的配慮は最低限の限りがあると思いますが、障害者雇用ではより柔軟な対応をしていただけます。
車椅子の人でも出来る仕事はインターネットで無限大

結論:
車椅子の方はプログラミング、インターネット、事務処理などパソコンをメインにした仕事かつ自宅で働くほうが幸福度が高い
障害=環境(ハード面)の場合、自分で環境調整できる
自宅で仕事ができるテレワークは、車椅子生活で移動や就労に必要なハード面に制限が高い方が、力を発揮しやすい環境だと言えます。
といった基本的能力に加え、パソコンをはじめとしたICTを扱うスキルが高ければ、在宅ワークとして「テレワーク」以外の選択肢は無いといっても良いです。
勤怠や業務についても、バーチャルオフィスや画面キャプチャなどの技術を駆使し、サボることなく仕事ができるよう管理している企業もあります。
働く場所が「自宅」であれば、
- 通勤なし
- 専用トイレあり
- 移動の障害なし
- スペースが確保されている
といった環境(ハード面)は整っているため、安心して仕事にも打ち込めます。
【まとめ】車椅子だと就職ができないのか?職員が語る真実

実際、仕事で関わった車椅子の利用者様も仕事が決まらず苦労されました。
10社以上の企業と面接をしましたが、全て落選してしまい途方にくれる日々を過ごされていました。
ご本人の対応に問題もありましたが、トイレ・エレベーターといった環境が整っている職場は多くはないです。
幸い「チャレンジ雇用」で行政機関への就職が決まり働くことができています。
雇用期間が決まっているため転職前提ですが、こういった手間を考えると「テレワーク」の強みが車椅子の方には適していると考えられます。

「職場に行く」という考え方が2020年から変わりつつあります。
世の中をみていてもどんどん新しいことを取り入れて生まれ変わっていますから、新しい価値観で働くことを強くおすすめします。
安心して下さい、働き方は多様化していますので。
こんな悩みがある場合は、一人で活動するよりサービスを利用する方が確実に就職が決まりますので、あわせて下記の記事も参考にされて下さい。
➡ 【必ず働けます】障害福祉のサービスで悩むあなたを完全サポート【安心】
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