就労移行支援事業所を調べていると「ココルポート」ってよく聞くけど、気になるなぁ。
見学しようか迷ってるけど、どうしよう。
簡単な方法だったら考えてみようかな。
こんな悩みを解決していきます。
この記事を読まれる方は、就労移行支援事業所について調べていたり、具体的な事業所見学などの気持ちがある頃かと思います。
この記事ではココルポートの見学から利用開始まで具体的な内容を記していますので、参考になるかと思います。
よく目にする「定着支援」についても綴りましたので、合わせてご覧頂ければと思います。
小林玄人(ハルト)
執筆者の経歴
- 作業療法士10年以上
- 勤務歴(病院・介護施設・児童支援・就労支援)
- 現在は就労支援に従事(障害のある方のリクルート)
私は就労移行支援に携わっている現役職員で、利用開始までの案内を日常的に行っています。
競合他社の利用方法について解説をしますが、就労移行支援の利用手順はどこも共通していますので、この記事の案内は間違いございません。
参考にどうぞ。
ココルポートを利用する手続き「3ステップ」を解説
以下の流れで解決をしていきます。
ココルポートでは定着支援で継続率アップ
ココルポートも参入している定着支援は、仕事を継続するための支援として2018年から国が新設したサービスです。
就職後、7ヶ月目から契約してスタートできる
就職後6ヶ月目までは職員が職場に顔を出したり、上司と「あなた」の仲立ちをして調整を行う支援があります。体調や仕事内容の相談にのったり、職場にも働きかけを行いますので、言いにくいことがあっても相談相手がいるという感覚で働き始めることができます。
7ヶ月目以降も継続して必要な場合は別途で「定着支援事業」として契約が必要なサービスとなっています。
定着支援があるかないかで、就労継続に大きな影響があります。
私の事業所も定着支援を行っていますが、しっかり受けていない方は1年間の継続が厳しくなる方も多数います。
就労移行支援ココルポートの利用手続き「3ステップ」
この「3ステップ」に沿っていけば間違いなく手続きが踏めますので、参考にされて下さい。
ステップ①:事業所見学を行う
下記の申し込みページから、図に沿って見学の申し込みを行います。
申し込みフォームに必要な内容を記入して終了です。
ステップ②:体験利用を行う
見学後に「プログラム」の体験を行いましょう。
ココルポートの特徴はプログラム数が大手就労移行支援事業所のなかではダントツです。
などがあり、さらにプログラム数は分岐しています。
ご自分で体験したい内容を調べてから体験利用をおすすめします。
ステップ③:事業所に申し出る
利用希望が整ったら職員さんに意思表示をしていきましょう。
体験利用後に「利用したいと思うんですけど、すぐできるんですか?」と聞くだけでOKです。
就労移行支援事業所の利用するための公的手続き
「ステップ③」以降も知らないと不安な方向けに解説をします。
サービス等利用計画書もしくはセルフプランが必要
福祉サービスを利用するための必要書類を準備していきます。
多くは利用を希望する事業所側が行う内容ですので「あなた」が特別行うことは何もありません。
サービス等利用計画書は行政に提出する書類で、相談支援専門員が作成することになっています。
また自治体によっては「セルフプラン」といってご自分で計画を立てるができるところもあります。
いづれも事業所に相談すれば問題ありません。
サービス担当者会議
「あなた」「利用したい事業所」「関係者」で情報共有をしてサービス利用開始となります。
この会議は、お住まいの自治体によってはカットされることも多くあります。
特別準備しておくことはありませんので、ご安心下さい。
【まとめ】ココルポートを利用する手続き「3ステップ」を解説
最後に「3ステップ」を再確認します。
ステップ①:事業所見学を行う
ステップ②:体験利用してプログラムを確かめる
ステップ③:利用する場合は事業所に申し出る
これだけです。
他の記事でも書いていますが口コミや悪評に惑わさず、ご自分の意思で選んでいくことが大切と言えます。
通所すれば「就職させてもらえる」ではなく「あなたが就職をする」ということを忘れないようにされて下さい。
私たち職員に決定権があるのではなく「あなた」にあります。
「あなた」自身のことですから、錯綜する情報で判断するのではなく、実際に雰囲気を見学してみることがベストです。
空気感や実際の感じ方は「あなた」にしか分かりません。
ここまで読んで「あなた」はどう思いますか?
少しでも自分に必要であると感じたなら、すぐに行動することがおすすめです。
なぜなら、その気持ちがいつ起こるかわからないから。
就職するために必要なことは行動です。
知見だけ集めていても意味がありません。
それを使えるかどうかにかかっています。
無料で必要な情報が得られますので、利用した方が「あなた」にとってもメリットは多いはずです。
私は職員として、この記事を読んで下さる方を応援していくだけです。
必要なサービスを利用して「あなた」なりの暮らしができるよう応援します。
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