統合失調症と障害者診断されて1年。本当に仕事ができるのか不安。
障害者手帳も考えてるけど、こんな人生でいいのかなぁ。
仕事が続かなくて職を転々として、クリニックの受診をきっかけに発達障害がわかった。
とうとう障害者かぁ・・・。このままでいいのかなぁ。
最近になって大腸性潰瘍炎がわかった。腹痛がひどくなると、痛みにつられて鬱状態も悪化する。メンタル不調で働けるのかなぁ。
こんな悩みを解決します。
体の不調、メンタル不調がきっかけに生き方を考える機会も増えると思います。
生きていくための労働は避けられませんから、本当に大丈夫なのか不安になる気持ちもよく分かります。
この記事では、ご病気(障害)があると就職が難しい理由についてまとめていきます。
「就職」とは一般企業への就職を意味しますので、お間違えがないように。
※お読みになって嫌な気持ちになる可能性がある方は、ここまでとして下さい。
この記事の信頼性については運営者プロフィールをどうぞ。
私は現在進行形で就労支援に関わっている職員です。
日々、不調を抱える方が就職相談にこられ不安を話されていきます。
なかには障害者手帳を持っている方もいらっしゃったり、障害者という言葉を用いて理解を深めに相談される方もおります。
私の経験を踏まえながら、一般的に就職は難しいのかという視点で綴りたいと思います。
障害者の就職は難しいのか?現実を語りますので受け止めよう
こんな流れで解説していきます。
障害者の就職が難しい理由とは?
結論:
- 職場環境の整備や柔軟な働き方に対応できていない職場がまだ多い。
- また、就職したい側も自分に適した働く環境や内容を正確に見いだせていない
職場環境の問題
この3点が不十分であるところが多く、法定雇用率が達成できない難しい要因にもなっています。
障害者に切り出す仕事がなかったり、休み勝ちになった場合のフォローに手が回らない、柔軟に対応ができない、といったことが難しいと感じさせています。
障害者側の問題
酷に聞こえるかもしれませんが、労働における対価として「お給料」をもらうわけですから、障害があろうがなかろうと「仕事」は「仕事」ということになります。
といった、労働に必要な基本的なスキルは守るべきなんです。
私の事業所の利用者様は基本的なスキルが欠けている方が多いです。
それでいて、何が欠けているのか自覚されている方はほんの一握りです。
障害者とよりひとりの人間としての部分が大きいと感じています。
優しい性格の方が多いのですが、なぜか就職が難しい状態です。
「なぜ」といったところろ一緒に解決していきます。
障害者は仕事できないのか?
結論:
本人の能力にあった内容、かつ、本人に適した仕事環境であれば問題なし
本人の自覚加減、職場の需要による
こんな気持ちで就職をしてしまうと、本当に自分に適した職場で働けません。
入社して1~2週間で辞めてしまうと、就職する職場にも迷惑がかかります。
「就職するのは難しい」とネガティブな気持ちも強くなってしまいます。
一方で職場は、
- 障害者(障害のある方に)どんな仕事をどのくらい任せていくのか
- 仕事が難しい場合のフォローをどうするのか
- 休んだ場合はどのように対応するのか
といったことまできちん決め、採用に見合う人材が就職できるように募集をかける必要があります。
つまり、見あった方が応募できるような求人票を出さなくてはなりません。
むちゃくちゃな内容もありますが、そういう求人では人材も集まりませんし、「就職できない」という気持ちを強化させてしまうことになります。
精神障害者はめんどくさいのか?理由を解説
結論:
自己理解がすすんでいない方は面倒だと思われてしまい勝ち。なぜなら、TPOをわきまえた行動、コミュニケーションができていないから。
対人面の課題が面倒だと思われてしまう原因
など、
コミュニケーションに独特な特徴があると言えます。
職場のひとは「あなた」のことを経歴に沿ってすべ知っているわけではありません。
自分一人で組織が成立しているわけではないことを考え、行動しなければなりません。
精神障害者でもできる仕事とは?
こちらの記事で解説をしていますので参考にどうぞ。
障害者雇用は仕事がないのか?
結論:
そんなことはない。
求人はしっかり存在している。
障害者向けの転職エージェントを参考に
一般的な転職エージェントでは情報が得られにくいですから、専門的な求人サイトを見ていく必要があります。
詳細は下記からどうぞ。
転職エージェントを確認
【まとめ】障害者の就職は難しいのか?現実を語りますので受け止めよう
少し厳しく聞こえるかもですが、働いた対価として賃金を得なくてはなりませんので、最低限のわきまえは必要と言えます。
しかし、障害者だからといっても適した就職先はきちんとあります。
障害者は就職が難しいと考えないで下さい。自力で行うと就職が難しいと感じてしまいがちですので、まずは資源を知るところから情報を集めていきましょう。登録したり、ページを読んだり学習からスタートしてみましょう。
あとは、就職する際に「あなた」がどう捉えるかです。
自分に見あった労働環境をきちんと整理して選択ができるかにかかってきます。
正しい選択をする能力はありますか?
自分自身に問いかけて「振り返り」をしましょう。
もし振り返りが足りないとすれば、補っていかなければ就職は難しいのかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に私から提案を2つさせて下さい。
提案①行動を先に起こしたい方は転職エージェントを活用してみる
行動しなければ落ち着かないという方はまずは障害者専門の転職エージェントについて調べてみましょう。
結構な数がありますので参考にしていただけるはずです。
転職エージェントを確認
提案②自己理解の学習を深めることに興味がある方向け
「転職エージェント」や「活動していく」ことに抵抗がある方や、何で自己理解なの?と疑問がある方はこちらの記事を読んで学習することもできますので、参考にされて下さい。
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