就労移行支援に通所してから意味ないと思うようになった。
情報を集めてもネガティブな内容ばかりだし、やめてもいいかな。
なんか露頭に迷った気分だ。
意味ないなら通わないほうがいいのかなぁ。
こんな疑問を解決します。
就労移行支援は意味ないと感じてしまう理由について深める
以下の流れで解説していきます。
就労移行支援は意味ないと思う理由5選
意味がないと思う理由は5つありますが、項目によっては、利用者さんの立場と事業所の立場で分けて考えたいと思います。
就労移行支援が意味ない理由①:必要なプログラムが選択できていない
利用者の立場
例えば、「事務職を目指したい」という希望があるのに事務系プログラムをやろうとしないで別のプログラムばかりをやってしまったり、ピッキング作業のような手作業系や製品を箱詰めにするような内容だったり事務職と関係がないことを何となくしてしまっている場合はプログラムが適切ではありません。
事務職を目指す場合、事務職で必要なビジネスマナー、PC訓練、ワード・EXCEL、書類整理などといった内容が必要となりますが、ご自身で考えている事と、実行している事でミスマッチが起きていると「就労移行支援は意味ない」と思ってしまいがちです。
プログラムが合致しないとモチベーションにも関わります。
事業所の立場
- ご本人にあったプログラムが提供できていない
- 利用者さんの訓練ニーズを掴めていない
- 事務職を希望しているのにとりあえず通所するようにだけ促している
- 通所したらとりあえずPCを触らせておけば何とかなる
こういった支援から逸脱した対応をしていると、通所していても意味がないと利用者さんは思ってしまいますので、事業所側にも意味がないと思わせている内容がないが、振り返る必要はあります。
就労移行支援が意味ない理由②:プログラムが何の役に立つか理解できていない、しようとしない
事業所の立場
- 利用者さんが納得しないのに「プログラム」を提供してしまっている
- 就職して何の役に立つのか利用者さんがイメージできるように説明しきれていない
発達障がいの方やイメージして関連づけすることが苦手な特性がある場合の方は、ご本人がわかるような説明をしなければなりません。
支援が機能していないと意味が分からないまま「プログラム」を提供することになってしまうので、内容がミスマッチとなり「意味ない」と利用者さんは感じてしまいます。
利用者さんはお客様です。
説明の仕方や納得感が得られないまま提供するということは良くないことです。
利用者の立場
- 職員がしっかり説明しているのに頑固になって説明を理解しようとしない
- 自分の現実と向き合うことができない
という態度だと「課題」に変わってきてしまいます。
必要だとわかっているけど苦手だからやらない・チャレンジしてみない、聞く耳持たずのような状態になってしまうと「こんなところ意味ない」「就労移行支援は意味がない」って思いがちになってしまいます。
こちらのパターンも前項と同じように「利用者」や「事業所」の立場的なところでの不足が原因で「意味がない」と思ってしまう理由を招くといえます。
就労移行支援が意味ない理由③:自分の本当にやりたりことが、事業所でできていない
プログラムの内容を心から納得しないまま何となく理解してやってしまっているケースです。
通所してPC訓練していたら途中から苦痛になってしまった、
作業が集中して続かない
やりたくもないのに箱詰めの作業をやってしまう
納得しないものを続けて不満が溜まっていくと、将来について不安になりますし、なんでこんなことをやっているのか?とネガティブな気持ちに変わってきます。
自分が希望していることが叶っているのか振り替えりをして考えていきましょう。
就労移行支援の目的はまず「就職」ですから、就職に繋がるようやことができているのか考えみましょう。
就労移行支援が意味ない理由④:事業所選びに失敗している
提供されるサービスや事業所の支援方針を理解、納得しないまま事業所を決めてしまうと「意味がない」と不満につながりやすいです。
見学の段階で適当に事業所を決めず、2~3ヵ所を見学して、さらに体験をし、納得してから決める必要があります。
自分なりに事業所の「決め手」を持つことが大切です。
事業所の選び方はこちらの記事で学習ができますので、概要欄から御覧になって見てください。
就労移行支援が意味ない理由⑤:就労移行支援という制度サービスがあっていない
就労移行支援という制度がもうけている一定のルールや基準に従えない方は意味がないと感じやすいです。
思っていた内容と違う
こんなはずじゃなかった
すぐに就職できなかった
こんな不満で意味ないと感じてしまうかたは、すぐに退会されてしまいますし、もしかしたら「転職エージェント」のほうがニーズにあっている可能性が高いです。
転職エージェントについては下記の記事で網羅していますので参考にどうぞ
就労移行支援は通わないと意味がないのか?
結論:通所できないと「意味がない」と感じやすい
通所できるかはひとつ基準となってしまう
仕事についたら職場に出勤したり、在宅ワークであれば仕事のスイッチを入れなければなりません。
仕事をする切り替えをする意味合いもありますので、通所が安定的にできるかはひとつに基準になってしまいます。
吹き出し
3ヶ月~6ヶ月経過しても通所日数が伸びていかないようであれば、利用休止や退会をおすすめします。就労移行支援は就職したい気持ちをもちつつ、通所することが原則となります。
就労移行支援はひどいのか
結論:下記に当てはまると「ひどい」と感じてしまうことが多い。
詳細はこちらの専門記事でどうぞ
就労移行支援で2年過ぎたら意味がないのか
結論:状況にもよるが意味はある。
自治体によっては3年目の支給決定がある
通所して就職活動に入っていて、あと少しというパターンであれば3年目支給決定を出す自治体もあります。しかし、自治体で福祉の予算が決まっている場合は厳しい回答となってしまう場合があります。
就労移行支援事業所での課題解決がすべて完了しており、残すは就職のみという場合だと自治体も相応も判断をしてくださる場合があります。
あくまでお住まいの自治体の判断によります。アピールポイントとしては課題が解決できていて、あとはご縁がある職場との出会いといった状態が一番良いです。
就労移行支援の闇情報について
結論:利用者さんが知らない闇情報は沢山ある。
よく知られているのは無駄な通所を促すこと
週2日から開始希望だったのに、1週間語には週5日通所にさせられた
週5日通えないといけないとか良いはじめから言われた
自分のペースじゃ駄目だと言われた
など、支援計画から逸脱しすぎた内容で、とにかく通所ばかり促すのは利益目的が見え見えです。
しかし、前項で述べた通り、通所できないのも問題です。
仕事をするためには仕事のスイッチを入れなければなりません。
- 週3日4時間は働く
- 週5日6時間は働く
など、求人票にかかれている内容に対応するためにも通所して働く意識をもつことは大切です。
結局、就労移行支援は金儲けの事業所なのか?
結論:就労移行支援は一部の事業所で金儲けになっていることは事実
理由:利益率が高く、制度に対応するため自社独自で収益化する仕組みを持っているから
詳しくはこちらの記事からどうぞ
就労移行支援を辞めさせられたら?
2つパターンがあります。
①規約違反をしてしまって退所させられた場合
これは「あなた」自身の責任です。
就労移行支援事業所を利用する際に、契約書を交わします。
契約内容に添えない場合は社会人として仕方がないと思います。
②規約違反をしていないのに辞めさせられた場合
納得ができない場合は訴えることも可能です。
福祉サービスの苦情の申し立てについては、ルールがありますので決まりにとって訴えていきましょう。
訴え方はこちらの記事で解説をしました。
【まとめ】就労移行支援は意味ないと感じてしまう理由について深める
ここまでお読み頂きありがとうございました。
就労移行支援は意味ないと感じてしまう理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
就労移行支援サービスをしっかり使い倒すことができないと「意味がない」と感じやすい感情がうまれやすいといえます。
知らなくても良い情報が沢山あったり、金儲けをするためにひたすら意味がない通所を促すことをする事業所もあります。ここでいう意味がない通所とは、微熱約腹痛があっても午後から通所するように促すという意味です。
事業所を辞めせられることは滅多にありませんが、訴えることもできますので一折の知識を入れておくことで安心が得られます。
結局はネガティブな情報が多いんですね。
中小規模や福祉に理解がない会社が運営していると苦情が多くなったり、利益を重視しすぎてしまう傾向があります。
そうなると利用者さんも不満がたまっていくと思います。
じゃあ、通わなくていいんじゃないの?
進路が確実なものになるので、個人的には通えるならば通った方がいいですよ。
なぜなら就職までの近道だからです。
職員がプログラムを通して合う仕事を見つけてくれたり、面接試験の動向までしてくれるので手厚さがあります。
あとは事業所選びに失敗しなければいいと思います。
私たちはこれからどうすればいいんですか?
意味がないと思っているにしても行動しなけれ解決しませんので、選択肢を2つ用意しますので次の記事も読んで見て下さい。意味がないと思っている人にとって収穫がある内容です。
意味が無いと思った場合の解決方法①:転職エージェントに登録してみる
就労移行支援は訓練がメインになってきますが、転職エージェントは案件とのマッチングに重きをおいています。
就労移行支援が意味ないとおもったら違うサービスに手をだして比較するのも方法です。
意味が無いと思った場合の解決方法②:事業所を変更する
2ヶ月ほど通って違うとおもったら事業所変更をおすすめします。
大手就労移行支援事業所を活用できていない場合は大手を体験してからの方が選択の基準を持ちやすいので、こちらの記事を参考にされて下さい。
人気のある事業所はすぐには入れませんので,見学して確認することをおすすめします。
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